はんこについてのいろはにほへと
法人印・会社印・個人事業主のハンコについて
「会社のハンコ・会社の印鑑」とよく言いますが、会社印・法人印も種類はさまざま、今回は会社印についてのご質問にお答えします。
・会社印はどんな素材で作るのが良いですか?
会社の実印ですが規模の大きい会社ほど高級な素材を使うことが通例です。
それは使う頻度が多いので磨滅しにくい素材を選択されるからです。
当然ですが柘植材でも問題はありませんが3分の1以上枠の欠けたものは印として扱われません。
・まだ会社を設立しておらず個人事業主ですがどんな印鑑を作るのが良いですか?
個人事業主の印はもちろん個人名の登録が出来ます。
屋号をお持ちなら屋号でも構いません。
ただし会社形態なら代表社印が一般的です。
社印は会社の印で領収書等の会社が発行する書面に捺印する印です。
職印は役職印で肩書きの入ってる印です。
代表的なものは弁護士・司法書士・行政書士・弁理士とあります。
- 2018.04.24
- 16:52
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弁護士の職印(印章)について
弁護士の職印について
弁護士の方が書類や文書に押印される印章です。
弁護士の資格を登録されたものが、印鑑となります。
一般的には、「弁護士○○○○之印」と書かれています。
弁護士の職印についてのよくあるご質問
・弁護士の職印の大きさは何ミリが一般的ですか?
・弁護士の職印の形は丸か角印どちらが一般的ですか?
司法書士の職印は18ミリの角印という規定がありますが、弁護士の職印は明確な規定がないようです。
以前は丸印が多かったのですが昨今は角印と半々ぐらいです。
丸印ですと16.5ミリか18ミリ。角印ですと15ミリか18ミリがほとんどです。
ヨシザワは、大阪市北区西天満に店舗がございます。
近くには大阪地方裁判所があり、弁護士事務所もたくさんありますので、毎年弁護士の合格発表の季節には近くの弁護士事務所から製作依頼を受け、今までに4000本以上をお作りしております。
弁護士、司法書士などの職印についてのご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
- 2018.04.18
- 15:41
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印相・吉相の考え方
お客様に「縁起のいいハン」「運気の上がるハン」を作ってと言われることがあります。
「わかりました。頑張ってお創りします」とお応えしますが、はたしてそんなハンがあるでしょうか?
印相は元々中国の漢の代からあったようですが、
ほぼ現代では伝えられていません。
線が太く篆書をベースに枠に付けるデザインを当店では吉相体として販売しておりますが、これはあくまでもデザインだけのものです。
では、「ハンでは運気が上がらない?」
私は
「運気の上がるハン」は存在しないと思ってますが、
「ハンで運気は上がる」と思っています。
印章は作り手が心を込めて、いかに美しい印章を作るかにこだわります。
気持ちが使い手に伝われば気持ちよく使って頂けると信じています。
一世一代の契約で実印を押すとき、会社設立で口座を開設する時など、
「よし、やるぞ!」という気持ちや「どうだ!」といった気合の入る時に押印した印影をみて満足感を与えられるものが吉相印だと思っています。
そういった印章の与える満足感の積み重ねが運気を上げるのだという事です。
- 2018.04.10
- 10:55
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